全労金は、ロシアのウクライナに対する軍事侵略に抗議するため、3月11日、東京・新宿にて、全労金が連帯する「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催した「ロシアの侵略戦争の即時中止、ウクライナからの撤退を!0311新宿大アクション」に参加しました。
会場には、ロシアへの抗議と戦争の即時中止・撤退を求める労働団体や市民団体、個人参加も含め、総勢 1,200名の方々が集まり、参加者は、それぞれの思いを込めたプラカードやアピールボードを掲げ、「戦争やめろ!」の声をあげました。
前段集会では、高田健共同代表より、今回のロシアの軍事侵略に対する抗議行動は世界中に広がりつつあることが伝えられた他、日本の政治家の一部に、アメリカとの「核共有」や改憲論議を進めようとする話で出ていることに懸念を示し、「憲法9条、非核三原則なくして平和はない」と訴えました。また、日体大の清水雅彦教授、作家の落合恵子氏からも、それぞれの立場からロシアの行動を非難するとともに、改憲論議や非核三原則の見直しを口にする一部の日本の政治家へ苦言を呈しました。前段集会の終了後は、新宿の街を参加者でデモ行進し、「ロシア軍は即時撤退!」「非核三原則を守ろう!」と訴えました。
ウクライナでは、今もロシアの軍事侵略によって、多くの市民が傷つき、故郷を追われる状況が発生しています。日本国内でも、同様の集会が各地で開催されていますので、誰もが安全・安心に暮らすことができる平和な社会の実現に向けて、みんなで声をあげましょう!