1月1日16時10分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュード 7.6、最大震度7を観測した大地震が発生するとともに、 1.2mを超える津波が観測されました。
この地震によって犠牲になられたご家族・ご親族の方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。
現在、能登半島地域では、被災地域の自治体職員の皆さんによる復旧・避難所運営の対応や、全国各地から応援に駆けつけた多くの関係機関の方々によって、医療・水道・電気・ガス・道路・交通機関・通信等の生活インフラの復旧が進められていますが、震災前の日常生活に戻るには相当の時間が必要との報道もあります。
全労金は、地震発生以降、被災地域である単組と連携を図り、労働金庫業態で働く役職員とその家族の安否確認、家屋等の被害状況を把握に努めていますが、被災した仲間やご家族には、避難所で生活されている方もいらっしゃいます。
また、被災地では今もなお、大小の余震が時間を問わず発生していることに加え、気象庁からは今後も余震はしばらく続くとされています。
私たちは、これまで「いのち」と「健康」を最優先に運動を展開してきました。自然災害は誰にも止めることできませんが、全国の仲間と連帯し、チカラをあわせて、復旧・復興に向けて取り組むことはできるはずです。
全労金は、被災地・被災者の皆様が希望を持って生活を立て直すためにも、組織全体で、物心両面から最大限の支援・取り組みを進めていきます。
全国労働金庫労働組合連合会
中央執行委員長 深見 正弘