ごあいさつ
全労金役員経験者の会
(「るにおんクラブ」)
会長 加来栄一
るにおんクラブ会員のみなさま。ご健勝のことと存じます。
当「るにおんクラブ」も発足から早20年目を迎えました。1996年の全労金結成40周年記念行事として計画され、準備期間を経て1997年に産声をあげたところです。
この間、多くの会員の皆さんも全労金運動の一線から退かれ、職場を退職されたり、加えて、残念ながら物故された方もおられます。
いま、当クラブの会員は122名(2016.9月末現在)、現役役員はもちろん退職者を含めて幅広い年齢層の方々が加入され、「全労金・役員経験者」のネットワークや交流の場としての役割を発揮していると思います。
これからの10年・20年後にも、ともに全労金運動を担った方々がゆるやかに集う場としてお役に立てればと思っています。そのためには、会員の近況をできるだけ丁寧に皆さんにお伝えすること、新しい会員の加入を得ること、そして世代を超えた交流を大切にすることを心がけたいと思います。
また、会の活動を継続するためには、全労金の現役執行部のご協力・支援も不可欠です。ひきつづき連携を取り合いながら会の活動を進めていきたいと思います。
最後に、昨年10月に徳永前会長が急逝され、一年間は会長空席でしたが、本年10月広島で開催された第11回総会で、新たに新役員体制が選任されました。
新役員体制の発足にあたり、これまで以上のご参集を心からお願いするものです。
2016年11月
るにおん倶楽部第12回総会は、11月10日(土)15時より、熊本市リバーサイドホテルにおいて開催されました。総会には、全国から30名の会員が出席し、全労金から末留中央執行委員長と深見書記長が列席されるとともに、地元九州ろうきんより金子常務理事を来賓としてお招きしました。
九州・沖縄 河野政憲、太田吉章
(1) 会員交流
①会員交流
第12回総会は32名の参加を得て開催しました。総会は会員交流を深める場として大変貴重な場でありますが、近年の参加者数は必ずしも十分とは言えない状況が続いています。参加しやすい時期の設定や、総会の運営上の工夫も必要かと思います。会員の意向や幹事の協力も得ながら、もっと多くの会員が参加できるよう努力します。
また、会員の動向については総会議案書で紹介していますが、今後、幹事の協力も得ながらHPの活用を検討し紹介していきます。
②HPの充実等
幹事の協力を得て、会員の近況把握や会員相互の情報交換を図る場として、HP「るにおんクラブ」のコンテンツの充実を図ります。
(2) 会員拡大の取り組み
①第12回総会では120名の会員を確認しました。引き続き、全労金の支援をいただきながら会員拡大に努めます。
②幹事の協力を得て、全労金OB/OGの加入に努めます。
(3) 第13回総会
2020年に第13回総会を実施します。開催地は第12回総会で検討します。
①第11回総会では122名の会員を確認しました。引き続き、全労金の支援を頂きながら退任役員の加入を図ります。
②幹事の協力を得て、全労金OB/OGの加入に努めます。
①2020年に第13回総会を実施します。五輪年の開催となることから、開催地は、事務局対応の機動性が期待される関東とすることを確認しました。
第11回総会を10月8日(土)、広島市・安芸グランドホテルで開催しました。
今年の総会は、全労金末留委員長・桜井副委員長をお招きし、全国から34名が参加して、懐かしい仲間達との思い出話や全労金運動の現況等を語り合い親睦を深めました。
総会は、高須賀副会長の司会で進められ、吉田副会長の開会の挨拶、来賓として中国労働金庫安達常務理事のご祝辞、議事は、①活動報告、②会計報告、③活動計画、④会計予算、⑤役員改選、を内容として進められました。
議事については、千原事務局長(全労金元書記次長)より提案され、全議案とも全会一致で確認されました。なお今期の会員数は、5名の仲間が物故され、諸般の事情から8名の脱退があって122名となっています。
とくに、この5名には、現るにおん会長の徳永氏、元全労金委員長酒井両氏がおられます。お二方とも「るにおん倶楽部」の設立と運営にご尽力頂き、全労金運動にとっても80~90年代の苦難の時期に、輝かしい運動の一ページを刻んでこられました。皆様のご冥福を改めてお祈りします。役員改選では、徳永会長の後任として加来栄一氏(元全労金委員長)が新会長として選出されました。
議事終了後、徳永・酒井両氏を偲んで、全労金書記局で労苦を共にした猪平副会長(全労金元書記長)に回想して頂きました。また、特別講演として、①全労金末留委員長より、「全労金運動の組織強化に向けて」をテーマに、新委員長として一年が経過した心境も含めての活動報告、開催地を代表して、②広島県原爆被害者団体協議会・畑口寛氏から「核なき社会を目指して」と題して、広島原爆投下の背景と悲惨な実態を被爆体験と非核運動を通して貴重な講演を受けました。
総会後に懇親会を開催しました。参加者の1分スピーチでは、徳永・酒井両氏とのエピソードや思い出話に花が咲き制限時間を超える参加者が続出、個人を偲び、世代間を超えて大いに親睦を深めました。
第11期役員体制
会 長 加来 栄一 (新)
副会長 坂本 信逸 (再)
高須賀 伸友 (再)
猪平 雄一郎 (再)
大橋 拓哉 (再)
加藤 登 (再)
吉田 比呂規 (再)
宇野 菊夫 (再)
事務局長 千原 茂昭 (再)
事務局次長 永田 信雄 (再)
小林 慶行 (再)
顧 問 佐藤 恒晴 (再)
幹事
北海道 青坂裕一
東北 安藤俊男、目黒敏隆
関東 矢内弘司
中部 水野憲一、勝又長生
近畿 表喜彦、中須雅治
中四国 小野秀樹、熊野浩信
九州・沖縄 河野政憲、太田吉章