代々木公園で開催され、約40,000人が参加しました。
連合古賀会長は冒頭の挨拶で、政府が打ち出している政策パッケージである“アベノミクス”について、「デフレ脱却への取り組みをすすめる姿勢として、一定の評価をするものの、現状ではあくまで期待に基づくものであり、働く者の雇用と労働条件は傷んだまま改善しておらず、それらを置き去りにしたままでは、デフレ脱却も経済再生もあり得ない」と訴えた。また、働くものの生活と権利を改善していく上で、政治への意見反映が不可欠であることから、7月の参議院選挙に向けて総力をあげて取り組むことを訴えられました。
次に、来賓として参加した田村厚生労働大臣、猪瀬東京都知事、海江田民主党代表によるあいさつ、NGO-労働組合国際協働フォーラム・山口事務局長による連帯あいさつに続いて、UAゼンセン日本介護クラフトユニオン・吉田きみ子東京総支部運営委員による非正規労働者からの訴え、達増岩手県知事による東日本大震災被災地からの代表アピールが行われました。
最後に、「メーデー宣言」を満場の拍手によって確認し、連合徳永会長代行による「がんばろう三唱」にて閉会しました。