【8月5日 1日目】
1日目は、フィールドワークとして、「岡まさはる記念館」「原爆資料館」を訪問し、参加者個々に当時の被害・加害の状況を学習しました。
被爆体験講話では、「希望を語る」と題し、語り部の山川剛氏より「子どもの頃の世の中はどうだったか」「今とは違う時代の8月9日に何が起こったか」「被爆者の願い」「その願いは実現できるか」の4つの観点から講演を受けました。具体的には「子どもの頃の世の中は、国民学校で人の殺し方を教えていた時代で、本音を人前で言えない」「8月9日、空襲警報は鳴らず、警防団が『てっきー』と叫んでいた。原爆による被害は倒壊ではなく粉砕」「願いは、二度と被爆者を作らないでほしい」「実現できるか、平和運動を考えるなら『今』を知ること」等と語られました。
続いて、2021年と2022年の平和大使・1万人署名実行委員会のメンバーから、平和大使や実行委員会に参加した理由や、コロナ禍における国内での活動(※各地域にいる平和大使との連携、署名活動)、ノーベル平和賞候補、等が報告されました。