東京レインボープライド2023
「東京レインボープライド2023」に参加しました!
「東京レインボープライド2023」に参加しました!
「東京レインボープライド」は、性的指向および性自認にかかわらず、すべての人が、差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく、前向きに生きていくことができる社会の実現をめざし、イベントを通してLGBTQ当事者並びにその支援者(Ally)と共に、「“性”と“生”の多様性」を祝福し、つながる「場」を提供しており、NPO法人「東京レインボープライド」が主催しています。
今年は4月22日(土)、23日(日)に開催され、主催者発表によると、2日間で約23万人を動員し、過去最大の参加者数となりました。
連合では、法制度や行政サービス、企業においても、多様な性のあり方に対応できていない現状がある中で、連合「なんでも労働相談」においても相談内容の多様化が進んでおり、性的指向や性自認等に関する労働相談への一層の対応強化が求められることから、2017年より本イベントにブースを設置し、日本労働弁護団と連携して労働相談対応を行っています(2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症拡大のため会場イベントが中止)。
また、本イベントでは、連合の取り組みについての周知をはかるため、器材の展示、チラシ等の配布も同時に行っており、近年では主に連合フェアワーク推進センター、全国ユニオン、全労金で運営しています。
全労金は、労働相談への呼びかけ、チラシ等配布をした他、「にじ色投書コーナー」を設置し、付箋紙に来場者の思いを記入してもらいました。また、アンケートの協力をお願いし、「来場理由」「生活や仕事等で困っていること」「連合の認知度」について聞き取りをしました。
付箋紙には「みんなが生きやすい世の中に」「自由な服装で働きたい」「同性同士でも結婚祝い金が欲しい」等のメッセージが書かれ、アンケートでは「性自認は男性だが戸籍上は女性のため、職場では嫌でも女性トイレを利用している。多目的トイレを設置してほしい」「自分は職場でカミングアウトして理解も得られているが、周りに聞くとそうではないところも多い」「テレワークが拡がってコミュニケーションが希薄化している。性的マイノリティの方がいても接する機会もなく、諸制度を拡充しても利用者が増えない」と言った意見があげられ、当事者や支援者(Ally)の思いを知る重要な機会となりました。
全労金では、第71回定期大会(2022年7月)に全労金「ジェンダー平等推進方針」を確立し、これまで以上に男女平等参画に強く関心を持ち、自ら率先して行動することに加え、性のあり方の多様性を理解し合い、取り組みを通じて、日本社会と労働運動におけるジェンダー平等を推進することを掲げています。
これからも引き続き、全労金組織全体で取り組みを展開していきます。