【8月5日 2日目】
2日目は、平和記念公園に移動し、各単組の折り鶴を参加者が代表し献納しました。その後、平和祈念資料館入館し、先導者が解説しながらグループ毎にピースウォークを行いました。
ピースウォークでは17箇所の慰霊碑や原爆遺跡を回り、そこに込められた想いや、原爆遺跡から想像される惨劇等、実際に見ることで原爆の凄まじい威力と残酷さを感じ取ることができました。
ピースウォーク実施後、会場をメルパルク広島に移し、参加者でグループ討議を行いました。それぞれが感じたことを共有し、今後どのように平和活動の取り組みを進めるか、特に個人でできること、組織でできることを中心に討議をしました。
2日目の最後には、上野学園ホールに移動し、「連合2023平和ヒロシマ集会」に参加しました。主催者代表挨拶として芳野連合会長から「今なお私たちは核兵器の脅威にさらされ続けている。本年5月、ここ被爆地・広島で開催されたG7サミットでは、『核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン』が発表されたが、核兵器数の削減努力の継続を柱としているものの、『核兵器のない世界』の実現に向けた具体的な道筋は示されなかった。核兵器による抑止力を事実上肯定したことは非常に残念だと言わざるを得ない。核威嚇をする為政者がいる中で、抑止論が成り立つとは到底思えない。今回のサミットでは、核兵器保有国を含む各国首脳が、広島平和記念資料館を訪れた。各国首脳には、核兵器使用の恐怖と悲惨さ、実相を強く胸に刻むとともに、核兵器廃絶に向けたリーダーシップの発揮を強く求める」などと述べられました。