「平成28年(2016年)熊本地震」において犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、家屋の損壊等で生活基盤を奪われた方々も含め、すべての被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、地震発生から3ヵ月が経過した現在も4千名を超える方々が避難されています。ご家族・ご親族・ご友人の皆さんの心痛は計り知れず、一刻も早く復興することを願ってやみません。
さて、全労金は、震災直後から九州労組、並びに、労金協会と連携し、組合員・ご家族の安否確認をはじめ、労使共同の支援カンパを中心とした支援の実施、そして、社会的労働運動の役割発揮として、連合救援ボランティアへの参加等、全国の単組・組合員と共にできる限りの支援活動に取り組んできました。特に、連合救援ボランティアでは、構成組織の参加が開始した5月15~5月21日の第3陣を皮切りに、連合救援ボランティアが終了する6月30日までの全ての期間に、全14単組から24名の皆さんが参加され、被災地・被災者に寄り添った“心”を大切にした活動に取り組んでいただきました。
ボランティア活動に参加していただいた皆さん、そして、全労金のブログをご覧いただいた皆さん、全労金のブログを通じて活動に参加された多くの皆さんに、心から感謝を申し上げます。
この度、連合救援ボランティアが終了となったことから、この「全労金ブログのページ」も終了しますが、今後も「平成28年(2016年)熊本地震」からの復興・再生に向けて、日本社会全体で継続した取り組みを進めなければなりません。全労金は、「助け合い」「支え合い」「思いやり」という“心”と、復興・再生に向けた“行動”を忘れることなく、私たちができうる被災された皆さんへの最大限の支援活動を継続することと、一日も早い被災地の復興に向けて、社会的労働運動としての役割を発揮することをお約束します。
全国の単組・組合員、職員の皆さん、連合に結集する仲間の皆さん、全国の働く仲間の皆さん、「平成28年(2016年)熊本地震」からの復興・再生に向けて、引き続きの協力と活動をよろしくお願いします。
2016年7月12日
全国労働金庫労働組合連合会
中央執行委員長 末留 新吾