全労金は2017年度執行方針において、社会的労働運動の一環として、信頼資本財団が実施している「ありがと本」の取り組みを全単組で統一的に継続実施することを確認し、全職場で展開しました。この間「将来(未来)への責任」をキーワードに掲げ、運動に取り組んできました。その中で、「子どもの貧困」問題の解決に向けたひとつの取り組みとして、2016年度より「ありがと本」に取り組んでいます。この取り組みは、要らなくなった本やCD、ゲーム、DVD等を回収して買い取ってもらい、自分の支援したい事業を選択して寄付するプログラムです。全労金は、「子どもの貧困」解消に向けて事業を展開している「NPO法人キッズ・ドア」に全額を寄付しています。
2018年3月末までに全14単組で取り組みが終了しましたので、各単組の取り組みの様子について紹介します。なお、取り組み全体では、全国から1万2千冊を超える本が集約され、 DVDやゲーム、CD等についても、各単組の積極的な取り組みによって多くのものが集められました。買い取り金額の総額は、 277,256円となり、全額が「NPO法人キッズ・ドア」へ届けられています。