4月28日(土)、連合主催の第89回中央メーデーが東京・代々木公園で開催され、全体では約4万人が参加しました。全労金からは、全労金四役、中央、四国、セントラル労組の組合員約70人が参加しました。
メーデーのプログラムは、①開会宣言、②大会実行委員長あいさつ、③来賓あいさつ、④来賓紹介(福祉事業団体)、⑤私の訴え(大学生)、⑥被災地からのアピール、⑦メーデー宣言(案)提案・採択、⑧閉会あいさつ、⑨がんばろう三唱。
②神津里季生実行委員長は、与党が審議入りを強行した「働き方改革」関連法案に言及し、高収入の専門職を労働時間規制の対象から外す、「高度プロフェッショナル制度」の創設について、「過労死をなくすためのものだったのに、趣旨が全くことなる内容が入っている」と述べられました。
③ⅰ来賓として登壇した加藤勝信厚生労働大臣は「長時間労働の是正、柔軟で多様な働き方の実現などを内容とし、みなさんとおなじ方向をめざいている」と述べました。
③ⅱ小池百合子東京都知事は、「『ワークラフバランス』ではなく、『ライフワークバランス』を連合と連携しながら進め、皆さんが輝く東京をつくりたい」と述べました。
⑦「ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」の実現に向けて全力で取り組むとするメーデー宣言が採択されました。