続いて、法案審議状況の報告では、衆議院厚生労働委員会委員を務める、立憲民主党の西村智奈美衆議院議員と国民民主党の大西健介衆議院議員より、最新の審議状況と決意表明を受けました。西村議員は、与党から委員会採決の提案があることなどの緊迫した局面を迎えている状況を報告したうえで、高度プロフェッショナル制度は法案から削除すべきことや、時間外労働の上限規制が適用猶予となっている自動車運転業務について、猶予後の一般則適用の必要性などを訴えました。また、大西議員は、審議を通じて次々と問題点が明るみにでる高度プロフェッショナル制度は不要であること、働く者の思いが込められた野党対案こそ審議を深めるべきことなどを主張しました。