【2日目(8月5日)】
④平和記念公園にて、各単組で作成した折鶴を献納した後、平和記念資料館の見学とピースウォークを実施しました。ピースウォークでは、ⅰ原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑、ⅱ韓国人原爆犠牲者慰霊塔、ⅲ原爆供養塔、ⅳ平和の鐘、ⅴ相生橋、ⅵ原爆ドーム、ⅶ原民喜詩碑、ⅷ爆心地(島外科)、ⅸ動員学生慰霊塔、ⅹ元安橋、ⅹⅰレストハウス、ⅹⅱ原爆の子の像、ⅹⅲ平和の灯、ⅹⅳ原爆死没者慰霊碑、ⅹⅴ峠三吉詩碑、ⅹⅵ全損保の碑、ⅹⅶ被爆したアオギリ、について、実行委員から説明を受けながら見学しました。
⑤ⅰ「ビデオ学習や被爆体験講話を通じて感じたこと」、ⅱ「ピースウォークを終えて感じたこと」、ⅲ「次の世代につなげるための私たちの役割」、についてグループ討議を実施しました。発表では、「伝えることの大切さを実感するとともに、自らの言葉で伝え続ける必要性を感じた」「ビデオ学習で『核は人がつくったもの、人がなくすことができないことはない』という言葉が印象的だった」「慰霊碑がたくさんあることに驚くとともに、特に韓国の慰霊碑を見て、韓国からの強制連行してきた経過もあることを知り、平和について考え続けていくことの大切さを実感した」「被爆者の生の声を聴くことができる最後の世代としての役割や義務があると感じた」等の報告がありました。
⑥全体で 2,000名が出席しました。神津会長から主催者挨拶を受け、広島県、広島市、国際労働組合総連合(ITUC)マクブール・サハーン法制局長から連帯挨拶を受けました。その後、広島県原爆被害者団体協議会所属の箕牧智之(みまきとしゆき)氏から被爆体験が語られ、広島市立大学広島平和研究所准教授の福井康人氏から NPT再検討会議に向けた準備委員会の検討状況等について報告を受けました。また、第20代・第21代高校生平和大使の活動報告、連合長崎によるピースメッセージ・ピースフラッグリレー、平和アピールの採択を実施し、全体で「原爆を許すまじ」を合唱して閉会しました。