全国労働金庫労働組合連合会は、全国の労働金庫と関連会社に働くすべての労金労働者の生活と権利の向上、暮らしの安定、労働金庫事業の発展のために活動しています。

　2020年１月23～24日、全労金書記局において単組委員長14名、全労金四役６名により開催しました。議題は、①全労金2020春季生活闘争関連、②中央労使協議課題への対応、③全労金「労働組合の行動計画」、④男女平等参画に向けた取り組み、⑤その他。

　①では、第68回中央委員会（１月23日）において「全労金2020春季生活闘争方針（案）」を確認し、闘争体制を確立したうえで、当面の対応（その１）を提起していることから、協会の対応を含めた「当面の対応（その１）」を改めて共有し、意見交換しました。

　②では、組織風土改革に向けた取り組みについて、この間の中央労使での協議状況を共有したうえで、各金庫が協会へ報告している「取り組み状況」を共有しました。そのうえで、単金単組の協議状況の報告を受け、特に、金庫から協会への報告内容について単組の認識と齟齬がないか確認しました。加えて、全組合員アンケートの還元等、今後の進め方を共有したうえで、速報値として示している内容について今後の分析に向けて、意見交換しました。

　③ⅰでは、「規約・規程（ひな形・素案）」について、この間、各級会議で出された検証事項を示し、検証事項に対する「規約・規程（ひな形・素案）」への反映の方向性を議論したうえで、同素案を単組執行部討議（第１弾）に諮ることを確認しました。

　③ⅱでは、平和行動の統一に向けた考え方について、この間の検討経過を共有したうえで、単組執行部討議に諮ること、及び、当面の進め方を含めた今後の対応について議論・確認しました。また、当面の進め方として、今年度の討議結果によっては、次年度から勤労者旅行会を利用する可能性もあることから、５月沖縄平和行動、８月広島・長崎平和行動を勤労者旅行会での手配で対応することとし、既に旅行会社等と連携を始めている場合はそちらを優先させる扱いとしました。

　④ⅰでは、「性的指向、及び、性自認（ＳＯＧＩ）に関連する対応」について、この間の中央執行委員会や第１回全国書記長会議、女性役員会議での議論を踏まえ、第６回中央執行委員会（１月21～23日）で提案した、全労金「性的志向、及び、性自認（SOGI）」への対応方針（案）について議論しました。

　④ⅱでは、「単組女性参画推進の取り組み」について、この間の中央執行委員会や第１回全国書記長会議、女性役員会議で議論した「単組男女平等参画チェックシート」を活用した今後の取り組みの進め方について意見交換しました。

　⑤ⅰでは、健康保険料率と介護保険料率の改定について、直近で判明した労金健保の保険料率の改定に関わる状況について共有し、今後の対応について議論しました。

　⑤ⅱでは、健康増進法の改正に伴う検討課題として、法改正を踏まえ、全労金書記局内（敷地内）における今後の対応について意見交換しました。