全労金は、この間の長崎平和行動において「高校生平和大使」と連携し、講演を受ける等、学習を進めてきましたが、2019年の沖縄・広島・長崎平和行動(全労金・労済労連の共催)を中止とする等、平和運動を充分に進めることができませんでした。そのため、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中でも平和運動を積極的に進める必要があるとの認識から、「高校生平和大使」が取り組む「高校生1万人署名」を支援するとともに、運動の輪をさらに拡げ、「核兵器のない世界の実現をめざし、平和運動を展開する」こと等を踏まえ、「高校生1万人署名」の取り組みを展開しました。
その結果、組合員や職場の仲間による取り組みと協力によって、署名は全労金組織全体で38,387筆を集約することができました。なお、署名は、2021年4月15日、長崎市の平和活動支援センターにて、九州労組長崎支部の仲間より、高校生平和大使のもとへ届けました。
第23代高校生平和大使の大隈ゆうかさんへ署名を手渡し、大隈さんからは「コロナ禍で思うような活動が出来ない中、こういった支援が本当に大きな力になります。現在、新型コロナウイルス感染症の影響で、署名をいつ国連に届けられるかは分からない状況ですが、皆さんからお預かりした署名については、私たちが責任を持って国連に届けます。これからも核のない世界の実現に向けて頑張ります。本当にありがとうございました」とメッセージを受けました。
核兵器のない世界の実現をめざし、引き続き、積極的な平和運動を展開しましょう。