第70回定期大会開催報告
2021年7月29~30日 第70回定期大会を開催!
2021年7月29~30日 第70回定期大会を開催!
全労金は、2021年7月29日(木)~30日(金)、都内・全電通労働会館を主会場として、第70回定期大会を「WEB」で開催しました。本定期大会は、新型コロナウイルス感染症の国内感染状況を踏まえ、全労金四役と都内在住・在勤の中央執行委員、議長・書記・大会役員以外の大会参加者は、原則、それぞれの地域からWEBにて参加することとしました。
本大会には、全国14単組から57名の代議員(男性37名・女性20名)、43名のオブザーバー(男性26名・女性17名)が出席し、執行部も含めた全体では124名(男性80名・女性44名)で開催しました。参加者のうち、嘱託等組合員は17名が出席しました。なお、代議員の女性参画は12単組から代議員が選出され、大会全体の女性参画比率は35.5%(※昨年31%)でした。
議案は、第1号議案「2020年度決算報告、及び、会計監査報告」、第2号議案「2021年度運動方針(案)」、第3号議案「2021年度予算(案)」、第4号議案「2021年度役員改選」を提案し、全会一致で確認しました。
また、昨年に引き続き、子どもの貧困の解消と児童労働の撲滅をめざして「レッドカードアクション」を大会参加者全体で取り組み、大会開催前には、自然災害・社会貢献に関する取り組みとして、①東日本大震災、②熊本地震、③子どもの虐待防止、④フェアトレード、それぞれの支援商品を斡旋販売しました。
【大会1日目(7月29日)】
議長団には、福永代議員(中央労組)・井上代議員(セントラル労組)を選出し、議事を進めました。
大会冒頭、末留中央執行委員長は、①コロナ禍における労働組合の行動、②労働者自主福祉事業団体に組織する労働組合の役割発揮と組織風土改革・ハラスメントの根絶、③政治情勢、の3点について挨拶しました。その後、来賓として出席いただいた連合会長・神津里季生氏、中央労福協事務局長・南部美智代氏、UNI日本加盟組織連絡協議会議長・松浦昭彦氏、労済労連中央執行委員長・本多一哉氏より激励と連帯の挨拶を受けました。次に、日教組、全労金顧問弁護士の宮里邦雄氏・古田典子氏からのメッセージを読み上げて紹介しました。
議事は、第73回中央委員会(2021年4月)以降の諸活動報告(全国代表者会議、等の組織内活動の他、中央労使による協議会の協議経過、連合・中央労福協等の上部共闘活動、健保組合・年金基金の諸会議等)の概要を報告しました。
また、「自然災害に関わる取り組み」「新型コロナウイルス感染症に関わる対応」「全労金2021春季生活闘争のまとめ」等、1年間の活動を報告しました。さらに、前日まで開催していた第14回中央執行委員会で取りまとめた「ジェンダー平等推進方針」を報告し、全体で確認しました。
諸活動報告を確認後、第1号議案「2020年度決算報告、並びに、会計監査報告」、第2号議案「2021年度運動方針(案)」、第3号議案「2021年度予算(案)」を提案しました。
また、1日目の議事の終了後、子どもの貧困の解消と児童労働の撲滅をめざして「レッドカードアクション」を、大会参加者全体で取り組みました。
【2日目(7月30日)】
議事再開前には、来賓として労金協会・中江公人氏より挨拶を受けました。
その後の議案審議では、全単組の代議員より、延べ42件の活発な発言がありました。項目については、「運動の基調」「災害からの復興再生」「自然災害に関わる取り組み」「労働組合の行動計画」「ジェンダー平等推進方針に基づく運動展開」「コロナ禍における子どもの貧困解消に向けた取り組み」「オンライン学習会等を通じた役員育成」「平和運動の重要性」「第49回衆議院議員選挙に向けた取り組み強化」「労働対策活動」「ハラスメント禁止ガイドライン」「同一労働同一賃金」「中央労使協議課題」「組織風土改革」「労働組合運動とSDGs」「経営政策活動の重要性」等の多岐にわたり、2021年度の運動の中で全労金組織全体で取り組むことを確認しました。
採決では、全議案が全会一致で承認されました。また、第4号議案「2021年度役員改選」は、定期大会前に実施した郵便投票により、立候補者全員が満票で信任され、2021年度執行部体制を確立しました。
最後に、参加者全体で「全労金の歌」を合唱した後、末留中央執行委員長による「団結ガンバロー」で第70回定期大会を終了しました。
大会の様子
大会の様子
レッドカードアクションの取り組み
古川中央執行委員