第71回定期大会開催報告
2022年7月28~29日 第71回定期大会を開催しました!
2022年7月28~29日 第71回定期大会を開催しました!
全労金は、2022年7月28日(木)~29日(金)にかけて、集合参加者は都内・全電通労働会館(7月28日)と連合会館(29日)、WEB参加者はZOOMウェビナーにより、第71回定期大会を「WEB併用」で開催しました。本定期大会は、新型コロナウイルス感染症の国内感染状況を踏まえ、大会議長・大会書記は会場、中央執行委員会と代議員、大会議長・大会書記を除く大会役員は可能な限り会場、オブザーバーはWEBにて参加することとしました。
本大会には、全国14単組から56名の代議員(男性33名・女性23名)、56名のオブザーバー(男性33名・女性23名)が出席し、執行部も含めた全体では138名(男性83名・女性55名)で開催しました。参加者のうち、嘱託等組合員は22名が出席しました。また、代議員の女性参画は全14単組から代議員が選出され、大会全体の女性参画比率は39.9%(※昨年35.5%)でした。
議案は、第75回中央委員会以降の活動報告、第1号議案「2021年度決算報告、及び、会計監査報告」、第2号議案「2022年度運動方針(案)」、第3号議案「規約の改正」、第4号議案「2022年度予算(案)」、第5号議案「70歳までの就業確保措置に関する中央協定の新設(案)」、第6号議案「改正育児・介護休業法に伴う中央協定の改定(案)」、第7号議案「2022年度役員改選」を提案し、全会一致で確認しました。
また、世界から児童労働をなくすため「レッドカードアクション」を大会参加者全体で取り組むとともに、大会開催前には、自然災害・社会貢献に関する取り組みとして、①東日本大震災、②熊本地震、③子どもの教育支援、④フェアトレード、⑤「LGBTQ+」社会的認知、それぞれの支援商品を斡旋販売しました。加えて、平和活動の取り組みとして、沖縄の復帰50年を迎え、沖縄復帰等の歴史的経過や平和行動の写真等を動画にして上映しました。
【大会1日目(7月28日)】
議長団には、田中代議員(東海労組)・村松代議員(近畿労組)を選出し、議事を進めました。
大会冒頭、末留中央執行委員長は、①定期大会議案(ⅰ高年齢者雇用政策に係る全労金の考え方、ⅱ70歳までの就業確保措置に関する中央協定の新設(案)、ⅲ改正「育児・介護休業法」に伴う中央協定の改定(案)、ⅳジェンダー平等の実現)、②全労金「労働組合の行動計画」、③労働者自主福祉事業団体に組織する労働組合の役割発揮と組織風土改革・ハラスメントの根絶、④政治情勢、の4点について挨拶しました。その後、来賓として出席いただいた連合会長・芳野友子氏、中央労福協事務局長・南部美智代氏、UNI日本加盟組織連絡協議会議長・石川幸徳氏(上田智亮事務局長同席)、労済労連中央執行委員長・関伸彦氏より激励と連帯の挨拶を受けました。次に、自治労からのメッセージを読み上げて紹介しました。
議事は、第75回中央委員会(2022年1月)以降の諸活動報告(全国代表者会議、組織委員会や専門部・専門委員会等の組織内活動の他、中央労使による協議会の協議経過、連合・中央労福協・UNI等の上部共闘活動、協同組織関連、健保組合・年金基金の諸会議等)の概要を報告しました。
また、「自然災害に関わる取り組み」「新型コロナウイルス感染症に関わる対応」「全労金2022春季生活闘争のまとめ」「労働金庫・全労済の加入状況一覧」等、1年間の活動を報告するとともに、前日まで開催していた第13回中央執行委員会で取りまとめた「酒井特別中央執行委員の指名」「全労金『労働組合の行動計画』の第1次総括と2022年度の対応」「高年齢者雇用政策に係る考え方」を報告し、全体で確認しました。
諸活動報告を確認後、第3号議案「規約の改正(案)」の提案・審議、選挙管理委員会より投票方法の説明、第1号議案「2021年度決算報告、並びに、会計監査報告」、第2号議案「2022年度運動方針(案)」、第4号議案「2022年度予算(案)」、第5号議案「70歳までの就業確保措置に関する中央協定の新設(案)」、第6号議案「改正『育児・介護休業法』に伴う中央協定の改定(案)」を提案しました。
また、1日目の議事の終了後、「レッドカードアクション」を取り組みました。
【2日目(7月29日)】
議事再開前には、来賓として労金協会・西田安範氏(総務人事部・村上部長帯同)より挨拶を受けました。
議事再開後、第3号議案「規約の改正(案)」について投票し、選挙管理委員会による開票の結果、採決されました。その後の議案審議では、全単組代議員より、延べ41件の活発な発言がありました。項目については、「災害からの復興・再生」「自然災害に関わる取り組み」「全労金組織の強化に向けた取り組み」「ジェンダー平等・男女平等参画社会の実現に向けた取り組み」「仲間をひろげる取り組み」「広報・組合員教育」「平和運動・社会運動・地域運動の強化」「参議院議員選挙を踏まえた今後の取り組みについて」「誰もが健康で平等に働き続けることができる環境整備」「ハラスメントの根絶に向けた取り組み」「高年齢者雇用政策の確立」「労使で取り組む課題への対応」「公平・公正な労働条件の確立」「組織風土改革に向けた取り組み」「経営政策活動の強化」「70歳までの就業確保措置に関する意見」等の多岐にわたり、2022年度の運動の中で全労金組織全体で取り組むことを確認しました。
採決では、全議案が全会一致で承認されました。また、「世界平和の実現を希求する運動の強化に向けた特別決議」を提案し承認しました。第7議案「2022年度役員改選」は、定期大会前に実施した郵便投票により、立候補者全員が満票で信任され、2022年度執行部体制を確立するとともに、代議員より、退任する末留前委員長への感謝決議が提案され、全体で確認しました。
最後に、深見中央執行委員長による「団結ガンバロー」で第71回定期大会を終了しました。
大会の様子
大会の様子