第72回定期大会開催報告
2023年7月27~28日 第72回定期大会を開催しました!
2023年7月27~28日 第72回定期大会を開催しました!
全労金は、2023年7月27日(木)~28日(金)にかけて、「東京国際展示場」において第72回定期大会を「WEB併用」で開催しました。本定期大会は、代議員64名、オブザーバー52名、役員等27名の計143名の参加となりました。そのうち133名 が会場参加となり、新型コロナウイルス感染症の拡大以降、4年ぶりに従来の規模で全国の仲間が集まることができました。また、大会代議員の女性参画は昨年から大きく改善し、はじめて50.0%(※昨年39.9%)でした。
議案は、第77回中央委員会以降の活動報告、第1号議案「2022年度決算報告、及び、会計監査報告」、第2号議案「2023年度運動方針(案)」、第3号議案「2023年度予算(案)」、第4号議案「定年制度の見直しと統一退職金制度の改定に関する基本設計(案)」、第5号議案「2023年度役員改選」を提案し、全会一致で確認しました。
また、世界から児童労働をなくすため「レッドカードアクション」を大会参加者全体で取り組むとともに、大会開催前には、自然災害・社会貢献に関する取り組みとして、①東日本大震災、②熊本地震、③子どもの教育支援、④フェアトレード、⑤「LGBTQ+」社会的認知、それぞれの支援商品を斡旋販売しました。
【大会1日目(7月27日)】
議長団には、石原代議員(静岡労組)・藤田代議員(北陸労組)を選出し、議事を進めました。
深見中央執行委員長の挨拶の後、来賓として出席いただいた連合会長・芳野友子氏、中央労福協事務局長・南部美智代氏、UNI日本加盟組織連絡協議会副議長・松浦昭彦氏(上田智亮事務局長同席)、労済労連中央執行委員長・関伸彦氏より激励と連帯の挨拶を受けました。次に、全国ユニオンからのメッセージを読み上げて紹介しました。
議事は、第77回中央委員会(2023年1月)以降の諸活動報告(全国代表者会議、組織委員会や専門部・専門委員会等の組織内活動の他、中央労使による協議会の協議経過、連合・中央労福協・UNI等の上部共闘活動、協同組織関連、健保組合・年金基金の諸会議等)の概要を報告しました。
また、「東京レインボープライドの参画」「平和行動」「自然災害に関わる取り組み」等、労働組合の社会的役割を発揮する取り組み、「全労金2023春季生活闘争のまとめ」「高年齢者雇用政策」等、1年間の活動を報告するとともに、前日まで開催していた第14回中央執行委員会で取りまとめた「酒井特別中央執行委員の指名」を報告し、全体で確認しました。
諸活動報告を確認後、2023年2月に発生したトルコ・シリア地震後に全労金組織で取り組んだカンパの支援先の一つである認定NPO法人AAR JAPANより、感謝状が授与され、被災地の現状等について報告されました。
その後、第1号議案「2022年度決算報告、並びに、会計監査報告」、第2号議案「2023年度運動方針(案)」、第3号議案「2023年度予算(案)」、第4号議案「定年制度の見直しと統一退職金制度の改定に関する基本設計(案)」を提案しました。
また、1日目の議事の終了後、「レッドカードアクション」を取り組みました。
【2日目(7月28日)】
議事再開前には、来賓として労金協会副理事長・松迫卓男氏(総務人事部・村上専任参事兼部長帯同)より挨拶を受けました。
議事再開後、議案審議では、全単組代議員より、延べ40件の活発な発言がありました。項目については、「災害からの復興・再生」「自然災害に関わる取り組み」「全労金組織の強化に向けた取り組み」「ジェンダー平等・男女平等参画社会の実現に向けた取り組み」「仲間をひろげる取り組み」「広報・組合員教育」「協同組合運動と労働運動の役割発揮」「平和運動・社会運動・地域運動の強化」「誰もが健康で平等に働き続けることができる環境整備」「ハラスメントの根絶に向けた取り組み」「高年齢者雇用政策の確立」「労使で取り組む課題への対応」「公平・公正な労働条件の確立」「組織風土改革に向けた取り組み」「経営政策活動の強化」「定年制度の見直しに関わる基本設計」等の多岐にわたり、2023年度の運動の中で全労金組織全体で取り組むことを確認しました。
採決では、全議案が全会一致で承認されました。第5議案「2023年度役員改選」は、立候補者全員が満票で信任され、2023年度執行部体制を確立しました。
新旧役員の挨拶の後に、参加者全体で「全労金の歌」を合唱し、深見中央執行委員長による「団結ガンバロー」で第72回定期大会を終了しました。
大会の様子
大会の様子
大会議長挨拶/静岡労組・石原代議員、北陸労組・藤田代議員