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第4回UNI-Apro地域大会

第4回UNI-Apro地域大会

第4回UNI-Apro地域大会
UNI-Lcjの参加者のみなさん
    12月7~8日には第4回UNI-Apro地域大会が開催され、19か国 102組織より、代議員 155名(うち女性44名)、オブザーバー 113名(うち女性27名)、ゲスト 305名、スタッフ46名の合計  619名が参加し、全労金からは、代議員として末留委員長、三枝中央執行委員が参加しました。
    議題は、①大会議題の採択、②大会議事規則の採択、③大会資格審査委員会の選出、④大会決議委員会の選出、⑤基調講演:「グローバルな課題に立ち向かうUNI」、➅資格審査委員会報告、⑦UNIブレイキングスルー活動報告、⑧UNI-Apro会計監査報告、内部監査報告、⑨ジェンダー平等と女性のエンパワーメント、⑩基調講演:「女性労働者と民主的な労働運動を求める闘い」、⑪アスリートのためにUNIはグローバルに新たな頂点を極める、⑫アジア太平洋地域の経済成長の中で、ピープルファーストを、⑬基調講演:「アジア太平洋地域の経済成長の中で、ピープルファーストを」、⑭包括的成長に向けた地域経済統合に、労働組合の声を、⑮基調講演:「包括的な ASEAN経済共同体に向けた ASEAN統合における労働組合の対応」、⑯労働組合の成長に向けたブレイキングスルー、⑰基調講演:「労働組合の成長と強化のための、労働組合の国際連帯と協力」、⑱特別講演:「包括的成長のための地域経済統合」、⑲第4回UNI-Apro地域大会動議の採択、でした。
 
         会場の様子
    開会宣言では、ペラ州のザンブリー・ビン・アブドラ・カティール首相より、「自由な経済はルールのない経済を意味するのではない。弱者を守るルール、行き過ぎた投機を抑制するルール、環境を維持するルールがなければ、真の自由とは言えない」として、UNI-Aproの社会パートナーシップ構築に対する取り組みへの支援を表明しました。また、主催者あいさつでは逢見UNI-Apro地域会長より、「UNI-Aproの仲間は、考え方や信条が違っても他者を尊敬している。自由で民主的な国際労働運動を通じて、貧困や格差等の社会的問題やテロをなくしていこう」と訴えました。⑤では、UNIジェニングス書記長より「 UNI-NLC(ネパール)では、2002年は7組織6部会、構成人数は35千人であったが、2014年は17組織9部会、90千人となった。組織拡大を実践し、組織強化を図っている。これは、すべての地域で行うことができる取り組みであり、今後の実践を要請する。」としたうえで、7つの課題(ⅰ組織化、ⅱ気候変動、ⅲアジアへの経済成長シフトによる格差拡大と賃上げ、ⅳ男女格差、ⅴ貿易協定・経済統合、ⅵデジタル革命、ⅶ民主主義の危機)を示し、対応方法として「一人一人のやる気をもって、ボレの精神で取り組み必要がある」と訴えました。
 
UNI-Lcj金融部会参加者のみなさん
⑩では、韓国国会議員のチュン・スーノック氏より、「女性労働者と民主的な労働運動を求める闘い」と題し、自由貿易・経済統合プロセスにおいて、ジェンダー平等、労働権、社会的権利に関する規定を強化するために力を結集すべきであることの期待と、汚職のない平和な社会を築くために団結しようと訴えました。
    ⑪では、UNI世界アスリート部会担当局長のブレンダン・シュワブ氏からの経過説明後、日本プロ野球選手会と元オーストラリア女子サッカー代表のキャサリン・ジルより組織紹介がされました。
 日本プロ野球選手会からは、ⅰ選手を一人にしないこと、ⅱ将来への選手のために活動すること、の2点を合言葉に活動していることと、2010年の球団経営不振による球団側合併方針に反対するストライキについて報告がされました。
 
あいさつするUNI-Apro逢見会長
 
ジェニングスUNI書記長
 
クリストファー・ウンUNI-Apro書記長
 
 
 
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